【読書感想文】小学4年生の子供へ実践した書き方のコツを紹介!親はどこまで手伝う?

当ページのリンクには広告が含まれています。

小学生の夏休みといったら宿題がつきものですよね。

中でも親子で苦戦する読書感想文…。

「子供1人じゃできない」

「読書感想文をやろうとしない」

と悩んでいるママやパパも多いはず。

小学4年生のうちの子も、読書感想文を全くやろうとしませんでした…。

なかなか読書感想文を書こうとしない子供にイライラしたので、少し手助けをすることに!

一緒にやること言ったことで「チャンス!」と思ったのか、一気にやる気を出してくれました。

そこでこの記事では、小学4年生の子供へ実践した「読書感想文」書き方のコツを紹介します。

この記事を読めば…
  • 読書感想文を書き出す前にすることがわかる
  • 読書感想文の構成がわかる
  • 清書をするときの注意点がわかる
目次

読書感想文を書き出す前にすること(土台作り)

最初から文章を書き出すと、まとまりのない文章になってしまい危険です。

そこで「感想文を書き出す前に、してほしいこと」を紹介ます。

1つずつ見ていきましょう!

好きな本を選んでもらう

課題の本などがない場合には、子供に好きな本を選んでもらいます

興味のない本だと、読むのも時間がかかってしまい内容も頭に入ってきません。

選んだ本が幼い子向けでも、何も言わずグッとこらえて見守りましょう!

本は、ネットで買えると楽ですが…

私は、図書館に行って選ぶことをおすすめします。

返す期限が決まっているので、ダラダラしません。

ちなみに、うちの子は「ほねほねザウルス ひかりのきょじんとやみのドラゴン」です。

ほねほねザウルスのシリーズは好きで、よく学校の図書で借りていたので「好きな本選んでくれた!」と思っていました。

でも、選んだ理由は…

タイトルが長くって、文字数がかせげるから!

「ある意味かしこい!」と自分に言い聞かせました…。

気になったページに付箋を貼ってもらう

本が決まったら、さっそく本を読んでもらうのですが、子供に読みながらやって欲しいことがあります。

やって欲しいことは「気になったシーンがあるページに付箋を貼る」こと。

自分が面白いと感じたことやドキドキした所などに、付箋を貼っていきます。

悲しい気持ちもになってしまったシーンでもOK!

深く考えずに、少しでも気になったら付箋を貼ってもらいましょう。

なにが気になったのか付箋に書き込んでもらう

付箋を貼るときに一緒に「なにが気になった」のか付箋に書き込んでもらいましょう

全てを書くのではなく、簡単にで大丈夫です♪

例えば…

書き方一例
  • 〇〇が△△を倒した
  • ○行目がドキドキした
  • 〜が〇〇をしたところが気になった

など、気になった場所がわかればOKです!

参考までに、私たちは、こちらの付箋を使いました。

スリーエム ジャパン ポストイット 再生紙ふせん 75×25 混色 4冊

価格:434円
(2023/8/29 15:51時点)
感想(3件)

使用した付箋は上記の付箋ですが、小さい文字を書くのが苦手な息子は、少し書きずらかったようです。

小さい文字を書くことが苦手な子は、下記のような幅のある付箋の方がおすすめです。

TANOSEE ふせん ノート正方形 75×75mm 4色 1パック(10冊)

価格:1,009円
(2023/8/29 15:53時点)
感想(1件)

お子さんの付箋選びで悩んだら、参考にしてみてください。

ページ数も付箋に書き込んでもらう

全部読み終わったら付箋を取ってしまうので、書いてあったページが分るようにページ数を書き込んでおきましょう

ページ数が書いてあると、時系列に並べやすいので後々ストーリーがごちゃごちゃにならないので良いですよ♪

読み終わったら付箋の所をもう一度読み返してもらう

読み終わったら、付箋を貼った場所をもう一度読み直してもらいます。 

さらに気になるところがあれば、付箋を追加し書き加えます。

また、改めて読んでみて「やっぱ気にならないかも…」といったシーンがあったら付箋を外してしまいましょう!

親が付箋の内容を質問する

付箋に書いた言葉を土台に文章を作っていきます。

ここからが、親の出番です!

付箋に書いてあることが「なぜ気になったのか」を親が子供に質問します

子供に答えてもらい、その内容を親がメモしていきましょう!

付箋はコピー用紙やノートなどに貼り、付箋の下や横に子供が答えた内容を書き込んでいくとまとめやすいですよ。

書き方一例

付箋に書かれていたこと
『〇〇が△△したシーンが気になった』

親子の会話

親:なんで〇〇が△△したシーンが気になったの?

子供:ドキドキしたから!

付箋の下や横に書くこと

『〇〇が△△したシーンが気になったのは、ドキドキしたから』

小学4年生の子供と話しながら文章に言葉を足す

付箋の内容のがなぜ気になったのか分かったら、文章に言葉を足して文字数を増やしていきます。

例えば…

書き方一例

言葉を増やす前

『〇〇が△△したシーンが気になったのは、ドキドキしたから』

親子の会話

親:何をした時と同じくらいドキドキした?

子供:プールではじめて顔をつけたときくらい!だから、思わず息を止めちゃったよ。

言葉を増やした後

『〇〇が△△したとき、プールで初めて顔を付けた時くらいドキドキした。思わず息を止めてしまいました。』

自分の体験を取り入れると文章に言葉を足しやすいですよ。

また「飛び跳ねてしまうくらい楽しかった」のように体の動作をプラスして感情を表現するのもおすすめです。

小学4年生の子供と一緒に構成を作る(下書き)

付箋の内容に言葉を足し終わったら、最初から清書をせずに、まずは構成を作り下書きすることがポイント!

構成は【書き出し】【中盤】【締め】の3つに分けることができます。

1つずつ見ていきましょう!

【書き出し】1番印象に残ったシーンの感想&あらすじを書く

なんと書き出したら良いか迷いますよね。

1番印象に残ったシーンの感想&あらすじから書くとスムーズに書き出すことがでますよ。

例えば…

子供と考えた書き方一例

○○が△△した時、ぼくは息を止めてしまうくらいドキドキしました。思わず咳き込んでしまったほどです。

ぼくが読んだのは「××」という本。○○が△△してしまうお話です。

あらすじは、ストーリー全体を紹介するのではなく、主要な部分を簡単に書くとわかりやすいです。

家の場合は、表紙に書いてあるあらすじを参考にして書きました♪

【中盤】付箋の内容に言葉を足した文章を書く

書き出しが書けたら、付箋の内容に言葉を足した文章をそのまま書いていきます。

まだ箇条書きのような状態で大丈夫です。

付箋の内容に言葉を足した文章を書き終えたら、一度声に出して読んでみてみましょう!

声に出して読むこと…

  • 付け加えたい言
  • 消したい言葉
  • 書き直したい言葉
  • 文と文を繋げる言葉

などが出てくるので、文章をまとめやすくなります。

音読をしたことにより、箇条書きのような状態から、繋がった文章へと変えることができます。

音読して出てきた言葉は、色の違うペンで書き足すと見やすくなるので、おすすめ♪

また【中盤】を書くときも…

「親が音読をして、子供がどの言葉を付け加えたり、消したりするのが良いのかを考える」

「子供に、付け加えたい言葉の候補をいくつかあげてもらい、一緒に何が一番しっくり来るか考える」

など、親が手助けをすると、スムーズに進めることができます。

【締め】感想&自分の考えを書く

付箋の内容に肉付けした文章を書き終えたら「締め」の文章です。

感想を書いた後に、本を読んで自分はどう変わったのか自分の考えもセットで書くと、締めの文章が書きやすくなりますよ。

参考までに、実際に子供が書いた締めの文章を紹介します。

実際に子供が書いた締めの文章を紹介!

やっぱり、〇〇は強くって頭も良っくってかっこいい。

ばくは、〇〇が××したのは、また△△が現れたときに助けてもらおうと考えたからなのかな、と感じました。

この本を読んで僕も、○○みたいに先のことを考えて行動していきたいと思いました。

清書をする(完成)

下書きが終わったら、清書をしてついに完成です!

違う色のペンで追加した言葉を入れ忘れないよう、注意しながら書いていきましょう。

手書きなので、書き忘れてしまった言葉があると今まで書いた文章を消すことになってしまいます…。

区切りの良いところで「抜けている所はないか」読み直しながら清書をすることを、おすすめします。

うちの子も書き忘れた言葉があり、半べそをかきながら「消して書き直す」をしていました。

清書をするのは子供ですが、親も抜けている言葉がないか一緒に見守ると、最後にお互いイライラしないですみます。

まとめ

今回は、小4の子供へ実践した「読書感想文」書き方のコツを紹介しました。

最後に今回のまとめです。

上記の順に行っていくと、スムーズに読書感想文を書くことができます!

子供に聞いてみたところ一番大変だったのは「清書」だそうです。

手書きなので、間違えると間違えた所から全て書き直し…。

イライラしながら書き直していたので、私もイライラ。

「最後の清書は写すだけだから大丈夫!」と気を抜いてしまったことを、後悔しました…。

でも、付箋の内容に言葉を足すことさえできれば、こっちのもんです!

ぜひ、今回の記事を参考にして、読書感想文に取り組んでみてください!

コメント

コメントする

目次